もうダメなのか?Phobos-Grunt.
数日前に10cm,500g程度の小さな何か(回収用カプセル?)が本体から二つ分離、うち少なくとも片方は大気圏に再突入して燃え尽きた。
Hope lost for Fobos-Grunt – likely to re-entry early in New Year
Is Phobos-Grunt dead? Europeans end rescue effort
ESA shutting down Phobos-Grunt listening campaign
まとめると、火星へ向けて地球重力圏からの脱出はほぼ絶望的なため、じきにESAは追跡を打ち切る。今後の運用はできるかぎり安全に再突入させる方向へ変更する。
#PhobosGrunt pass just after 5pm. Changing brightness rapidly... on Twitpic
12/5 17時すぎ(GMT)イギリス上空、アルタイルの少し上を横切る。2秒露出。速い=高度が低い。
apogee(遠地点高度)が300kmを切った。
ESA - ESA Spacecraft Operations - Perth station
こちらはESTRACK(European Space Tracking Network)のオーストラリアPerth局。NASAのDeep Space Networkに相当する深宇宙通信施設。あとカナリア諸島のMaspalomas局も稼働中。最初にPhobos-Gruntからのpingを受信して以来、受信できたテレメトリデータをロシアに渡しては制御コマンドを送信しているが依然応答なし。
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