2012/09/12

The Second Coming of イカ坊!

IKAROS
小型ソーラー電力セイル実証機。

僕が初めて種子島に行ったときのお目当て、H-IIAロケット17号機で金星探査機あかつき(金星周回軌道投入に失敗、運用中)と一緒に打ち上げられた、…探査機?技術実証機。打ち上げの2日後までスケジュールおさえてたのに天候不順で3日延期、東京に戻ってからニコ生で見たという。。。

当初の半年で予定されたミニマムサクセス、フルサクセスをすべてクリアして、エキストラサクセスすらパーフェクトに完了した近年まれに見る成功プロジェクト。イカ坊というキャラクターを用いたパブリシティも一定の成功を収めた。

IKAROSの冬眠モード移行について

それが今年1月6日に冬眠モードに入ってからも、もちろん軌道要素は把握できてたわけです。

冬眠からさめたらビーコンを送ってくるようになってた。
じゃあ、その信号(電波)を探せばいいわけだ。例の臼田宇宙空間観測所の直径64mのパラボラアンテナで。

ところで、ちょっと考えてみてほしい。
たとえば300mmのレンズで月や太陽を撮ろうとすると、被写体を見失うことがたびたびある。
太陽より向こうにある、ほんの20m弱の人工惑星からの弱々しい電波を見つけるのがどんなに難しいことか。

あのうすださんをもってしても。

~翼を広げて~ IKAROS(イカロス)専門チャンネル
2012年9月10日[更新] 
IKAROSの冬眠モード明けについて

執念。
冬眠モードの間もデータは取り続けていたみたいだから、状態が確認でき次第、テレメトリ取得できる見通し。

いろんなものに人生を懸けている人がいる。