2012/02/01

ヒヤリハット案件。

あわや北京を直撃だった 昨年10月落下のドイツ衛星

Fly Me to the Orbit!: 落ちてくる日常。で言及したドイツのX線観測衛星が、もうちょっとでインド洋を通りすぎて北京に落ちるところでした、という話。

大気圏再突入直前のROSATの軌道要素は以下の通り。

2011年10月22日(土)22:54:52(協定時)
Eccentricity(離心率): 0.0003875
Inclination(軌道傾斜角): 52.9649°
Perigee height(近地点高度): 137 km
Apogee height(遠地点高度): 142 km
Right Ascension of ascending node(昇交点赤経): 145.045°
Argument of perigee(近地点離角): 266.7349°
Revolutions per day(一日あたりの周回数): 16.49742883
Mean anomaly at epoch(平均近点角): 93.8309°
Orbit number at epoch(周回数): 19460

この件について知人と話す機会があったので。

「こんなにしょっちゅう落ちてくるもの?昔から?」

ええ、昔からなんです。ただ、数年前の食品異物混入みたいに社会の関心事になると一般の商業マスメディアが取り上げるから、頻度が増すように感じるのかもね。

0 件のコメント:

コメントを投稿